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ドコモ、グーグルと提携・ネット検索メールなど、新サービス開発
今日の日経の1面がこれ↑で、見た瞬間はそのインパクトでおったまげてしまいましたが、
冷静に記事を読むと、そんなにすごいことでもないんですよね。
1:Googleに対してiモード網を提供する=iモードすなわちケータイネット上でGoogleのサービスがシームレスに利用できるようになる。
→しかしそもそも私はケータイネットを一切使わないので何のメリットもなし。ケータイネットを使う人にとっても、そこまでドコモを選ぶメリットが増すとは思えない。
auには待ち受けガジェットがあるからそもそもネットを開かなくてもGoogleにアクセスできるし、
SoftBankは確かjig.jpと提携してjigデスクトップの技術を待ち受け画面に利用するとかなんとか言う話をどこかで見た気がします。
そうするとますます価値がない。むしろ、いちいちiモードを開く分だけドコモの方が遅れているとさえ考えられてしまいます。
2:GoogleのAndroidを利用して、新型端末を開発する=おそらくauもSoftBankも(形は別としても)Android端末を出してくるに違いないので関係ないですね。
むしろ超有名な企業との提携をうたうことで、実利よりも大きなインパクトを見せかけて株価を有利に推移させたいとか、そういう狙いなのじゃないのかとさえ思えてしまいます。
といっても、まったく何の意味もないのかというと、そうではないようです。
携帯電話の国内契約数は1億を超え、携帯を通じたネット利用者は2006年末時点で約7000万人。パソコン経由の利用者数に近い水準に達し、ネット利用窓口としての重要性が増している。定額で携帯ネットを無制限に使えるサービスの普及で携帯をパソコンのように使う利用者が急増。ドコモは自社サービスだけでは利用者の要望に応えられないと判断した。
と記事本文にあるように、「ネットを利用する顧客に対する利便性を高める」という戦略の一環として、Googleとの提携を選んだのだとすれば、
「Safariでネット見放題、もちろん定額で!」なiPhoneを自社に誘致するのも、その戦略にかないますし、
となるとアップルとなんとしても契約を結びたいと考えてもおかしくない=交渉が決裂する確率が下がる!・・・かもしれません。
自分なりに脳みそを使って考えてみたら、話がちょっとすっとんでしまいました。すみません。
うーん、ケータイ業界は複雑怪奇。
2007/12/25 20:20追記 -
http://japan.cnet.com/panel/story/0,3800077799,20363899,00.htm?ref=rss
ここを見る限りだとパネラーの選択はSoftBank2にDocomo1のようです。
iPhoneとGoogleを天秤にかけて、DoCoMoはGoogleを採った、と言う判断のようにも見えます。
この発想がなかった。パネラーに呼ばれるだけあって着眼点がすごいですね・・・
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