雇われるだけの人生から目指せ独立、社会人2年目なゲーム脳SEのブログ。更新頻度=週2~3回。
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Remember the Milkというタスク管理ツールを試してみました。
以前からシゴタノで何度も紹介されていたのですが、結局何度もスルーしてしまいました。しかし、今月と来月は例大祭に簿記の試験、さらにはGoogle Developer Dayと、やりたいことが盛りだくさん。しっかりと時間とスケジュールを管理しないととてもじゃないですが乗り切れません。ということで今更感もありますが、ついに私も手を出しました。
「タスク管理ツール」と言うとつい身構えてしまいますが、実際にはその名が示すとおり「ミルクを買うのを忘れないでね!」といった程度の内容を記録するために使う程度の、気楽なツールです。
・・・気楽なツールだから機能的には大したこと無いんだろうって?
大間違いです。
これこそまさに、私が求めていた「時間を管理するための時間の家計簿」です。
以下にRemember the Milk(以下RTM)の強さを自分なりに考えてまとめてみました。
- 軽快で、自然言語が解釈でき、多数のショートカットキーを備えた超強力なユーザーインターフェース
- それによってもたらされる継続性(単に予定を入力するのが楽しい!)
- 1日のうちに継続した予定を作成する時間が得られるということで、フランクリン・コヴィーのプランナーや「7つの習慣」と非常に相性がよい
- 入力した予定を自分の望む切り口で分析できる「スマートタグ機能」
- 「具体的にそのタスクをこなすには何時間かかるのか」がボトムアップ式に得られる
- 強力な外部連携機能(モバイル、Googleカレンダーをはじめとする各種カレンダー、ブックマークレット)
それでは詳細な説明を以下に。
1. 軽快で、自然言語が解釈でき、多数のショートカットキーを備えた超強力なユーザーインターフェース
とりあえずまずは実際にUIを見てください。
なかなか綺麗にまとまった画面だと思います。Javascriptがふんだんに使用されていますが、動作も軽快です。
ここで、赤矢印のさすあたりをご覧ください。タスクの予測時間を指定している箇所ですが、ここで「1hr」と入力すると、自動的にシステムが「1時間」と解釈してくれるのです。
でも書式がキッチリ1hrじゃないと動かないんだろって?まさかまさか。以下の全パターン試しましたがすべてきちんと解釈してくれました:
1.5hourとか、30minutesのような指定も出来ます。
同様に日付指定も自然言語で指定できます。以下のパターンはすべて適切に解釈してくれます:
さらにさらにまだあります!RTMは非常にキーボードショートカットが充実しているのです。
ためしに一般的なスケジューラとRTMで、「毎週土曜日10時にミルクを取りにいく、所要時間16分」の予定を作ってみましょう。
一般的なスケジューラでは・・・
青文字で示したのがショートカットキーですが、カーソル移動や項目の選択さえキーボードですべて出来ます。どれだけ生産性が高いかお分かりになったでしょうか?
2. 入力した予定を自分の望む切り口で分析できる「スマートリスト機能」
よくあるWebアプリのように、RTMでは予定にタグをつけることが出来ます。
たとえば、私は買う予定に「buy」を、ペンディング中の予定に「pend」を、毎週やる予定に「weekly」をつけています。
すると、「タグがbuyの予定をすべて表示」すると、今ほしいものがすべて一目でわかります。
「タグがpendでの予定をすべて表示」すれば、何を今自分は待っているのかが一目でわかります。
「期限が明日になっている予定をすべて表示」すれば、明日やらなくてはならないタスクが何かが一目でわかるというわけです。
これらの表示を可能にしてくれるのがスマートリスト機能。非常に強力で、ほとんどどのような条件でも指定することが出来ます。たとえば、「土日に何か買う予定をすべて表示」とかも可能です。タグをうまく組み合わせればさらに可能性は広がりますよ!
3. 「具体的にそのタスクをこなすには何時間かかるのか」がボトムアップ式に得られる
RTMでは一つ一つのタスクにかかる予想時間を入力することが出来ます。そして、2番で紹介しましたスマートリスト表示を用いると、、そのリストに含まれているタスクすべての合計所要時間を瞬時に計算してくれます。
これこそまさに私が常日頃ほしいほしいと思っていた「ボトムアップ式の時間管理」です!
システム開発案件なのでよく見かけるのが、現場の開発に要する時間をまったく知らないマネージャーが勝手に決めたタスクスケジュールに沿って開発が進行させられるため、テストする時間も無く品質がむちゃくちゃだの、毎日午前様まで残業だの・・・といった悲惨な状態。そう、トップダウンな時間管理はえてしてうまくいきません。なぜなら実がないからです。
一つ一つの細かく分けたタスクならば、ほとんど正確な所要時間が割り出せます。これを合計することで全体の時間を割り出すのですから、ボトムアップ式の時間管理は正確で当たり前なのです。
この表示される合計所要時間を見て、たとえば明日の帰宅後のタスクには4時間かかるから、会社を19時に出ないと間に合わない、それなら仕事時間を大事にして頑張ろう!と思うことも出来ます。
逆にどうしても仕事が21時までかかって、家に帰ってから2時間しか取れないことがわかっているならば、事前に2時間分のタスクを翌日に延期することができます。何も考えずに家に帰ってタスクに取り掛かり、「何で時間が足りなくて出来ないんだ!!」とイライラする生活ともおさらば出来るわけです。
このとき、普段ならメモにすらとらないような当たり前のこと(たとえばゴミを捨てるですとか、風呂を掃除するですとか)もすべてまとめてRTMに入れて管理しておくことが大事です。そうすることで、より表示される合計時間を精度の高いものにすることが出来ます。予定では3時間で終わるはずだったのに掃除に20分かかることを忘れていた、なんてことがなくなりますよ!
4. 強力な外部連携機能(モバイル、Googleカレンダーをはじめとする各種カレンダー、ブックマークレット)
もちろんケータイからもアクセスできます!タスクは持ち運べなければ意味が無いですからね。
さらにタスク管理からスケジュール管理に発展させ、時間単位だけではなく日付単位でも状態を「見える化」するために、Googleカレンダーなどの各種カレンダーソフトと連携することも可能です。
詳しくはこちらのBlogエントリをご覧ください。
http://at-aka.blogspot.com/2006/10/google-calendar-remember-milk-todo.html
いかがでしょうか?
これらの強力な利点がそろうことによって、やらなくてはならないタスクを忘れてしまうことがなくなるメリットはもちろんのこと、1日の終わりに時間を割いて、明日、来週、来月・・・のタスクを見直し、より生産性の高い毎日を送ることができます。いわば、本家本元のフランクリン・プランナー以上にフランクリン・プランナーの提唱する第2領域にフォーカスした時間の使い方を可能にするプランナーなのです。
しかもプランナーと違ってタダです。
これは使わなくっちゃ損ってもんでしょう!
とりあえずまずは実際にUIを見てください。
なかなか綺麗にまとまった画面だと思います。Javascriptがふんだんに使用されていますが、動作も軽快です。
ここで、赤矢印のさすあたりをご覧ください。タスクの予測時間を指定している箇所ですが、ここで「1hr」と入力すると、自動的にシステムが「1時間」と解釈してくれるのです。
でも書式がキッチリ1hrじゃないと動かないんだろって?まさかまさか。以下の全パターン試しましたがすべてきちんと解釈してくれました:
1 hour(さすがに一時間はむりでした)
1hour
1h
1hr
1時間
1時間
1.5hourとか、30minutesのような指定も出来ます。
同様に日付指定も自然言語で指定できます。以下のパターンはすべて適切に解釈してくれます:
today当然、繰り返し期間の指定も自然言語で出来ます(every saturdayとか)!きりが無いのでもう挙げませんけれども。
tommorow
next saturday
monday
sun
日曜日
次の土曜日
水
明日
10days later
3 years later
3週間後
さらにさらにまだあります!RTMは非常にキーボードショートカットが充実しているのです。
ためしに一般的なスケジューラとRTMで、「毎週土曜日10時にミルクを取りにいく、所要時間16分」の予定を作ってみましょう。
一般的なスケジューラでは・・・
- 予定を作るボタンをクリック
- タイトルを入力(get milk)
- カレンダーポップアップのボタンを押して、今週の土曜日をクリック
- 時間を選択して10:00のように入力
- 所要時間をプルダウンメニューから選択(たいてい、5分単位とか15分単位でそれより細かく指定できません。しかたがないのでここでは15分と入力します)
- 繰り返しチェックボックスをクリックして選択
- 毎週を選択
- 土曜日を選択
- OKをクリックして予定作成完了。
t get milk [ENTER] d sat 10 [ENTER] f every sat [ENTER] g 16m [ENTER]まるで何かの暗号ですが、たったのこれだけです。マウスには一度も手を触れていません。
青文字で示したのがショートカットキーですが、カーソル移動や項目の選択さえキーボードですべて出来ます。どれだけ生産性が高いかお分かりになったでしょうか?
2. 入力した予定を自分の望む切り口で分析できる「スマートリスト機能」
よくあるWebアプリのように、RTMでは予定にタグをつけることが出来ます。
たとえば、私は買う予定に「buy」を、ペンディング中の予定に「pend」を、毎週やる予定に「weekly」をつけています。
すると、「タグがbuyの予定をすべて表示」すると、今ほしいものがすべて一目でわかります。
「タグがpendでの予定をすべて表示」すれば、何を今自分は待っているのかが一目でわかります。
「期限が明日になっている予定をすべて表示」すれば、明日やらなくてはならないタスクが何かが一目でわかるというわけです。
これらの表示を可能にしてくれるのがスマートリスト機能。非常に強力で、ほとんどどのような条件でも指定することが出来ます。たとえば、「土日に何か買う予定をすべて表示」とかも可能です。タグをうまく組み合わせればさらに可能性は広がりますよ!
3. 「具体的にそのタスクをこなすには何時間かかるのか」がボトムアップ式に得られる
RTMでは一つ一つのタスクにかかる予想時間を入力することが出来ます。そして、2番で紹介しましたスマートリスト表示を用いると、、そのリストに含まれているタスクすべての合計所要時間を瞬時に計算してくれます。
これこそまさに私が常日頃ほしいほしいと思っていた「ボトムアップ式の時間管理」です!
システム開発案件なのでよく見かけるのが、現場の開発に要する時間をまったく知らないマネージャーが勝手に決めたタスクスケジュールに沿って開発が進行させられるため、テストする時間も無く品質がむちゃくちゃだの、毎日午前様まで残業だの・・・といった悲惨な状態。そう、トップダウンな時間管理はえてしてうまくいきません。なぜなら実がないからです。
一つ一つの細かく分けたタスクならば、ほとんど正確な所要時間が割り出せます。これを合計することで全体の時間を割り出すのですから、ボトムアップ式の時間管理は正確で当たり前なのです。
この表示される合計所要時間を見て、たとえば明日の帰宅後のタスクには4時間かかるから、会社を19時に出ないと間に合わない、それなら仕事時間を大事にして頑張ろう!と思うことも出来ます。
逆にどうしても仕事が21時までかかって、家に帰ってから2時間しか取れないことがわかっているならば、事前に2時間分のタスクを翌日に延期することができます。何も考えずに家に帰ってタスクに取り掛かり、「何で時間が足りなくて出来ないんだ!!」とイライラする生活ともおさらば出来るわけです。
このとき、普段ならメモにすらとらないような当たり前のこと(たとえばゴミを捨てるですとか、風呂を掃除するですとか)もすべてまとめてRTMに入れて管理しておくことが大事です。そうすることで、より表示される合計時間を精度の高いものにすることが出来ます。予定では3時間で終わるはずだったのに掃除に20分かかることを忘れていた、なんてことがなくなりますよ!
4. 強力な外部連携機能(モバイル、Googleカレンダーをはじめとする各種カレンダー、ブックマークレット)
もちろんケータイからもアクセスできます!タスクは持ち運べなければ意味が無いですからね。
さらにタスク管理からスケジュール管理に発展させ、時間単位だけではなく日付単位でも状態を「見える化」するために、Googleカレンダーなどの各種カレンダーソフトと連携することも可能です。
詳しくはこちらのBlogエントリをご覧ください。
http://at-aka.blogspot.com/2006/10/google-calendar-remember-milk-todo.html
いかがでしょうか?
これらの強力な利点がそろうことによって、やらなくてはならないタスクを忘れてしまうことがなくなるメリットはもちろんのこと、1日の終わりに時間を割いて、明日、来週、来月・・・のタスクを見直し、より生産性の高い毎日を送ることができます。いわば、本家本元のフランクリン・プランナー以上にフランクリン・プランナーの提唱する第2領域にフォーカスした時間の使い方を可能にするプランナーなのです。
しかもプランナーと違ってタダです。
これは使わなくっちゃ損ってもんでしょう!
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